訃報とは突然やってくるもの。あわててしまいがちですが、親しかった人やお世話になった人との最後のお別かれとなるわけですから、きちんとしたマナーで見送ってあげたいものです。いざというときのために、幾つかの心得を覚えておきましょう。
通夜と告別式、どっちに出席すべき?
訃報が届いたら、まず、(一)だれが亡くなったのか、(二)通夜、儀式・告別式の期日と場所、(三)宗教、宗派を確認し、弔問に伺います。その場合、通夜と告別式のどちらに出席すべきか迷う人も多いはず。迷っている間にどちらも終わってしまった、などという事のないように、そのときの状態に応じてすぐさま決定できるようにしておきましょう。
● 通夜
通夜は元々、文字通り身内やごく親しい人たちが「夜通し」亡きがらとともに過ごす事を言います。よって、元々は身内とごく親しい人たちだけでするもので、一般弔問客は告別式に参列するのが正式でした。つまり、亡き人との付き合いのぐあいでどちらに参列するかが決まっていたのです。
しかし、勤めを抱えている人たちにとって、日中に行われる葬儀・告別式は都合がつきにくいという事から、現在は夕方~夜に行われる通夜に一般弔問客も参列する場合が増えています。都合がつかずに参列出来なかった、というよりも都合がつく方に参列する方が最良という考えからです。親しく付き合いしていたのであれば、双方に出席するのが望ましいでしょう。
● 葬儀・告別式
残された肉親・親近者などが、亡き人の冥福を祈って焼香するのが葬儀。一般弔問客が焼香するのが告別式です。ただし、近ごろは葬儀と告別式が一体として営まれる事が多く、一般弔問客も葬儀から参列する場合が増えています。告別式の後は出棺となります。告別式に参列したら、焼香が終わった後も残り、出棺まで見送りましょう。
● 弔問できない場合
弔電を打ち日を改めて弔問にうかがうか、代人を立てましょう。後日弔問にうかがえない時は、弔電を打つとともに香典を現金書留で郵送しましょう。なお、葬儀前の遺族は予想以上に忙しいものです。電話でお悔やみを伝えるのは避けましょう。
1.弔電
葬儀の前日までに届けるように。どうしても間に合わない場合も、葬儀開始1時間前までには届くようにしましょう。
・ 送り先=告別式・葬儀会場
・ 宛先名=喪主に送るのが基本。ただし、亡くなったご本人ではなく、その家族の関係者にあたる人は家族宛に送ってもOK。
2.代理人を立てる
家族、同僚などから代理人を立てます。代理人は受付で誰の代理で来たのかを告げ、香典を渡して記帳します。香典の表書きと記帳は出席できなかった本人の名前に。記帳では本人の名前の下に『代』、代理人が妻の場合は『内』と書き、代理人が出席したことが分かるようにしておきましょう。
3.香典を郵送する
現金を不祝儀袋に入れてから現金書留の封筒に入れて送ります。その際、出席できない理由と、故人を偲ぶ手紙(お悔やみ文)を添えましょう。
突然の訃報に慌てないために・・・NSFレンタルサーバー